レンタルブログサービスに見る文字の強調

普段文字を太字で強調するときはstrongを使っています。
これは論理強調というもので、SEOにも効果があると言われているようです。
emも使い方や強調の度合いは違えど、同じ論理強調です。
対してb、iといったタグは文章上の強調ではなく、あくまで見た目上の強調に過ぎません。
CSSにおけるfont-weightやfont-styleなども単独ではこれと変わりません。


はてな、livedoorブログ、アメブロでは、最後のCSSによる指定が行われています。
具体的には<span style="font-weight:bold;">のような指定です。
先に述べたように普段strongを使う自分としては面倒で仕方なく、おいおいおいなんなの?ばかなの?しぬの?くらいのことを思ってたのですが、ちょっと考えてみたら視点の違いの問題だったんですね。


昔流行ったフォントいじりを大量に用いたテキストサイトのような場合、基本的に論理強調を使う必要はないように感じます。
閲覧側に「ここが重要なんだな」「ここがボケなんだな」と分かってもらえればいいだけで、なにもそれでアクセスアップを図ってやんぜ!というわけではないんですよね。
侍魂ロボット技術の最先端で言えば、別に「ちっとも追いついてないよ」で検索してきて欲しいわけではないはず。
そしてエディタからボールドやイタリックを利用している多くのブログもこれと同じだと思います。


ブログはこれまでに結構書いてきてはいるんですが、フォントいじりはろくにやったことがなかったので気付けませんでした。
本当にこのような意図による実装なのかは分かりませんが!
下手に使いまくってスパム扱いされたらたまったもんじゃないですもんね。
物事をはじめから否定してかかるのではなく、肯定した上で考えるスキルを身につけたいものです。

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